一本足生活

アキレス腱の断裂から復活までの記録

一本足生活【59日目】

僕と嫁さんは旅行が好きです。せっかくの3連休なんですが僕のこの足では遠出をする気になりません。罪滅ぼしまでとはいかないですが、何か美味しいものでも食べに行こうということでお昼に回転寿司に行ってきました。

 

この回転寿司屋は、事前にネットで予約を取ることができます。さらに、座席の案内は、店内の入り口にある機械にネット予約したときに発行された番号を入力するだけで、座席番号が書かれた紙が印刷され、店員さんが案内しなくても座席に座ることができます。座席の予約、案内だけでなく、寿司の注文もタブレットで入力、支払いも機械にバーコードを読み込ませて客がセルフで行うなど、徹底した業務効率化が進んでいます。

 

業務効率化を訴えて仕事をしている僕にとっては、こうして改めて文字として起こしてみると参考になることが多いことに気づかされました。この回転寿司店は、大手チェーン店なので、お金にものを言わせてやっていることだから、僕が相手にしている中小企業では、お金の面で無理だろうなと端から参考にすることを諦めていた節がありました。それは良くないかもしれないですね。こうして書いてみると参考になりそうな部分もあります。例えば、企業の規模は関係なく「ペーパレス」というキーワードで見るだけでも、予約をネット予約にしたり、注文をタブレットにする。ここら辺は、今だったらクラウドのPOSレジやOES(オーダーエントリーシステム)などを使えば、安く導入でき、「ペーパレス」と業務効率化が可能となります。もちろん月々のお金はかかりますが、いちからシステムを構築するよりはコスパに優れています。もはや大企業だけの専売特許ではない時代になってきています。

 

最近は、友人の飲食店をシステム化するお手伝いをしていることもあり、飲食店の業務効率に熱くなっています。そのせいか、これまでは、何気なくみていた、体験していたことでも、景色が変わってきます。これが「アンテナが立っている」ということなのかも知れません。

 

なんだかビジネスを身近に感じることができるようになってくると、普段の生活で出会う出来事も参考になってくるので、おもしろいです。

 

そして、家に居ながら家のパソコンで調査したり、インターネットや電話でメーカに問い合わせたり、まとめた資料をクラウド上に置くなど、一本足生活でもデジタルの力を使うことで、友人の飲食店のシステム化をお手伝いすることができ、こんな状態でも、新たなチャレンジができていることにうれしさも感じています!