一本足生活

アキレス腱の断裂から復活までの記録

一本足生活【99日目】

一緒に仕事をしている後輩の子もテレワークだったのですが、やってもらいたい作業があったので伝えたい。でも、子供が家にいるのでテレビ会議をできる状況ではないと言われました。

 

それじゃあしょうがないと諦めそうになったのですが、ちょっと待てよ。これチャットで書けばいいんじゃね?と思い、チャットで伝えてみることにしました。

 

そもそも僕は文章を書くのが苦手でした。苦手ですがうまい文章を書けるようになりたいという思いは持っていました。それもあり、このブログも書いてみているわけですが、テレワークとなり、チャットを使って会話する機会がこれまでと比べて格段に増えました。それによって、うれしいことにチャットもこなれてきた感は自分の中で感じていました。

 

そんな自信も芽生えてきていたので、早速チャットでやって欲しいことを伝えてみました。文字だけでは伝わらないと思ったので、画面のハードコピーを撮って図を交えて説明します。この図を編集する技術もこれまで何度もやってきたので編集作業も短時間で行うことができました。

 

最終的には電話がかかってきました。チャットでは伝わりきらなかったです。。

 

これなら最初から電話で良かったのでは?とも思いましたが、これでいいんです。自分的には成長を感じることができました。失敗してもチャレンジすることが大事です。

 

テレワークを通じてスキルを磨かせてもらっています。

一本足生活【98日目】

会社へ復帰する日をいつからにするのか、具体的な日取りをどうするか話があがってきました。ついにここまできたかという感じです。振り返ればあっという間でしたし、復帰の日を想像してみてもあっという間だと思います。今度の通院で、結果を聞いてみてから正式に決めますが、恐らく問題ないでしょう。なので、復帰する日をもう決めました。会社には問題なければ12月5日から復帰することを伝えました。

 

アキレス腱を断裂した当時はあれほど早く復帰しなければと思っていたのですが、不思議なものです。今では、「あーもう復帰せんなんのか」という気持ちです。

 

出社できることとテレワークになったこと。それぞれのメリット、デメリットがあります。具体的なところまでは、自分の中でもまだまとめきれていないのですが、このメリット、デメリットの感じ方が断裂前と後で変わってきたのだと思います。

 

断裂前までの仕事の取り組み方は、個人のスキルを磨くことに重点をおいていました。色んなお客さんの話を聞いてシステムの提案をしていきたい、中小企業のお客さんを相手にどうやったらお金をもらえるビジネスとして成り立たせることができるのか、それを今のうちにやっておきたかったんです。

 

それがアキレス腱を切ったことによりできなくなってしまうのではないかと思っていました。事実、テレワークが終わりを迎えようとしている今、こういった活動はできませんでした。

 

ではなぜ個人のスキルを磨くことに重点をおいているかというと、それは「独立したい」という思いがあるからです。これは入社した当初から思っていました。入社ウン十年となっている今ではそれもどこまで本気なのか自分でも疑わしいです。ですが、この思いはずっとあります。テレワークになりどうなるかと思っていたのですが、その気持ちが切れずに今でも続いてくれているのでひと安心しています。

 

しかも、テレワークでしか味わえなかった経験もあります。このブログもそうですし。本もバシバシ読めましたし、新たなスキルを磨くことができました。切断前に考えていたスキルとは違いますが、異なるスキルもアップしてるはずです。

 

…と、話が段々脱線していきました。まだ復帰が決まったわけではないのに、つらつらと書いてしまっていました。この続きはもうしばらく後に書かせてください。

 

すっかり、テレワークが日常になってしまいましたが、非テレワークの生活に戻れるか心配です。これから復帰に向けて本腰を入れて準備を進めていこうと思います。

一本足生活【97日目】

プロジェクトを組んで仕事をしていると待ち状態になって暇になるときがあります。これが少しの時間であればラッキーと思いながら休憩できます。しかし、そこそこ時間が空きそうだとなると休んでばかりいるわけにはいきません。他に優先度の低い作業をやろうとなるわけです。ところが、この作業が長い間放置されていたものだった場合、何をしなければならないか思い出すのに時間がかかります。思い出すという行為も意外と疲れます。すぐにでも待ち状態が解放されるともわかりません。そうなるとせっかく思い出しても無駄になってしまいます。

 

それならば、待ちを無視して先回りして作業をしようかとも考えるのですが、それも戻りが発生すると影響がデカそう。うーん。じゃあどうしようかと。判断を迷って時間が経ち、結局その時間は何もできなかった。みたいなことがたまにあります。

 

迷っていただけで何もできなかった。これが続いてくると、罪悪感にさいなまれてしまい、何もできなかった自分を責めてしまいます。この待ち状態が長く続くと益々自分を追い込んでしまい、段々と自分は何もできない男なのではとまで考えてしまうようになります。

 

この状態になると、もうダメです。自分に自信をなくしてしまっています。どの作業をしようにもやる気が起きません。

 

今日はまさにそんな状態に陥った日でした。どうしようもなかったのですが、とりあえず何かしなきゃと、自分の今月の予定を共有アプリのスケジュールに登録する作業をしてみました。

 

すると少しだけ、テンションがあがりました。続けて、スケジュールを登録するとか、優先度はそこまで高くない小さな作業をちょこちょこ終わらせることで、ちょっとずつ自信が回復していくのが分かりました。終わらせたと思ったことで気持ちがスッキリしました。小さな成功体験ですね。

 

この小さな成功体験を積み重ねることがモチベーションを保つ秘訣なんでしょうね。

 

一本足生活【96日目】

アキレス腱の経過報告です。前回の報告はこちら。

chu3west.hatenablog.com

 

まずはアキレス腱の切れた部分からです。

このプクッとなった部分ですね。前回と同じか、気持ち少しだけ膨らみが小さくなった気がします。写真では比べられないですが、手で挟んで触ってみた感覚だと少し細くなってきた気がします。

 

次はむくみの部分です。今更ですがこれは恥ずかしいですね。お見苦しいものをお見せしてすいません。

むくみはほとんどなくなりました。ただ、足の指を反るとわかるのですが、右足の方にまだ少しむくみが残ってます。むくみをさわるとビリっとくるやつがたまにあったりします。もう家にいるときはアンクルファイターを履いていません。

 

最後に、切れた部分の上の張りです。これも前回と比べるとだいぶ楽になってきました。今回改めて触ってみるとだいぶ張りがなくなってきました。これは今まで気づかなかった。うれしい!

総括

最近は、寒さもあってアキレス腱の切れたところが痛くなってきていました。歩くのにも支障をきたしていて、12月の職場復帰も不安でした。これも靴下とカイロのコンボで温めること、寒さも和らいだ(体が慣れただけか?)こともあって、ここ2~3日は痛みはなかったです。気づけば11月も後半に突入。12月までもうすぐです。こんな状態で大丈夫なのか。ちょっと焦りだしてます。とりあえず、切れた部分の上の張りがなくなってきたことと、アキレス腱の切れたところの痛みがとれてきたのでよしとします。

一本足生活【95日目】

テレワークで良かったなと思ったことのひとつが、自宅でできることで場所によるストレスがないことです。ここでの場所というのは、その場の雰囲気による緊張感や圧迫感がないという意味になります。ただ、コミュニケーションを意識してとらないとずっと誰とも話さずに時間が過ぎていきます。これも、場合によって善し悪しがあります。例えば、作業が順調な時は、集中ができてストレスがないわけですが、作業が頓挫した時は、誰とも話さずにいるとストレスが溜まってしまいます。

 

いや、頓挫していなくとも、長い間話をしていないとストレスが溜まります。話すことに飢えてきます。そんな飢えた状態のときに、テレビ会議で打ち合わせをすると、待ってましたよとばかりに話したくなるわけです。もちろん、ビジネスなので、社会人としての振る舞いを意識して、その気持ちが前面に出ないようにしはします。が、内心は待ってましたよ状態です。それにプラス、家でストレスフリーな環境です。言ってみれば、お家でストレスなくおしゃべりができるわけです。

 

ただ、今日のテレビ会議はよくなかった。そのノリでチームメンバーと話したのですが、まるで家でビールを片手に悪態をつくような感覚で、言いたいことを言い過ぎてしまいました。

 

社会人としての振る舞いを忘れてました。言われたメンバーも周りのメンバーも気分は良くなかったのかな。反省してます。

一本足生活【94日目】

今日は雨が降っていたので、一日家で過ごしました。子供の昼寝の寝かしつけをしているといつの間にか僕も寝ていました。これなんなんですかね。よくあるんですよ。子供と一緒に寝ちゃうことが。どうも僕の方が先に寝ていることが多いみたいで嫁さんによく怒られます。休みの日は僕が寝かしつけをしてその間は、別の部屋で嫁さんに少しでも休んでもらおうとしているのですが、「パパが寝てるよ」と上の子が嫁さんのところにまで言いに来てくれたこともあったみたいで。嫁さんが怒る気持ちも少しわかります。

 

僕も寝ようとして寝ているわけではないんですよ。大人になってから子供ができるまで、昼に寝るという行為をしていなかったのでわからなかったのですが、眠くなくても寝てしまうのです。これは暗い所にいると人間は眠ることという本能が働くのではないかと僕は推測しています。

 

と、なんだかんだ言いましたが、これは日頃の寝不足も原因だと思います。日頃は、子育ては嫁さんに任せて仕事、自己研鑽を含めた部分を優先させてもらっています。本当にそれは嫁さんに感謝しかないです。寝不足を解消できればいいんですけどね。うーん。

 

 

一本足生活【93日目】

ウルトラマンショーを見に行きました。実は、前回のショーを見てから僕の家族全員がウルトラマンにハマってしまっています。上の男の子は当然として、下の女の子もウルトラマンが大好きになっています。上の子に買ったウルトラマンのソフビがあったのですが、そのうちのひとつを毎日大事にして持ち歩くようになっています。そして、僕と嫁さんも、ウルトラマンの最新作であるウルトラマンデッカーを毎週見るようになりました。子供たちに合わせて仕方なくではなく、毎週楽しみにしています。

 

 

 

足のことをお話しすると、前回はまだ松葉杖を使っている状態でした。

chu3west.hatenablog.com

今回は、松葉杖なしでアキレスブーツを履いていきました。これは、足首がしっかりと固定されていないと再断裂の可能性がありそうだと考えたからです。リハビリで外を歩いているのですが、歩くときにアキレス腱にまだ痛みがでます。アンクルファイターも足首が固定されるのですが、たくさん歩くとなると不安があります。アキレスブーツの方がしっかり固定されのでこちらを選びました。

 

前回と比べて変わったことは、歩くのが楽になったというは言わずもがなですね。子供たちが走り回っても、完全に追いつけるわけではないですが、ストレスなく追いかけることができる程度には歩けました。

 

もうひとつは、前回と同じくアキレスブーツを履いて歩いているのですが、注目度が格段に減った気がしました。アキレスブーツも大きいので決して目立たないことはないはずなんです。これは、恐らくそれだけ目立たないくらい自然に歩けてたからなんじゃないかなと思います。確かに前回は、これに松葉杖でしたし、歩きにくそうにしていたので誰が見てもわかりやすい「ケガ人」でした。今回は自然と歩いているので、「ケガ人」というより、「少し大きめのブーツを履いてる人」なくらいにしか周りの人には見えなかったのかも知れません。快方に向かっていることを実感できました。

 

そして、ウルトラマンショーはというと、もちろん家族全員で堪能できました。前回と比べて、ウルトラマンの知識が深まっているので、より楽しめました。このショーではステージからウルトラマンや怪獣が降りてきます。一番前の席に迫るところまで降りてくるんです。その迫力たるや。なので今回は最前列を狙っていたのですが、チケットを買うための行列に間に合わなく、惜しくも2列目での観覧となりました。次回こそは最前列をゲットしたいです。