一本足生活

アキレス腱の断裂から復活までの記録

一本足生活【38日目】

今日は遊園地にウルトラマンのヒーローショーを見てきました。3連休ということもあってか、人が多かったです。ヒーローショーは、予約のチケットを取る必要がありました。松葉杖の僕を気遣って、嫁さんがチケットを取ってくると言ってくれました。そこで、嫁さんと下の子がチケットを取りに行き、その間、僕と上の子は車で待っていることにしました。しばらく、車で待っていましたが、嫁さんがなかなか帰ってきません。連絡するとどうもチケットの予約が行列になっていてまだまだ時間がかかるとのことでした。車で待っていた上の子も待ちきれなくなり、遊園地の中に入ることにしました。

松葉杖だから「パパのそばに居てね。」と子供と約束して車から降りたのですが、開始3秒で子供に撒かれました。その後、近くの施設で何かを物色している子供を運よく見つけることができました。よく親が少し目を離したすきに、幼い子供が行方不明になる事件がありますが、なんで目を離したんだとその親を責めたりしていました。ですが、今日はその親の気持ちがわかりました。目を離そうとしなくても、この年(3歳)の子供たちは親の言うことを聞かずにピューと走り去ってしまうんですね。松葉杖だったから尚更です。今の僕では、追いつけないので、ただただ無力感を感じるだけでした。

 

遊園地には子供たちがたくさんいたので、僕の右足は注目の的でした。通り過ぎるときにジッと見ている子供もいれば、右足のことを心配してくれる子供もいました。

 

ヒーローショーは自分の子どもの頃と比べて技術が格段にあがっているなと思いました。

まずは、プロジェクターを使って映像を映す技術です。プロジェクターから壁に映し出される映像に、ウルトラマンや怪獣が動きを合わせるのですが、映像が綺麗なのでリアリティがありました。例えば、ウルトラマンスペシウム光線を出すシーンでは、ウルトラマンが壁に寄ってビームの映像が流れると本当にビームが出ているみたいに見えました。さらに、そのビームを食らった怪獣が爆発する部分でも爆発する映像が流れます。これがすごくリアルでした。

また、役者の魅せる技術もすごかったです。僕の時代と比べて役者の動きが良くなった気がします。キックも足があがっていて、投げ技も怪獣を一回転させていて迫力が違いました。役者の動き以上に目を引いたのが、怪獣やウルトラマンが舞台から飛び降りてきて、目の前で格闘してくれるという演出です。舞台から怪獣が飛び降りてきた瞬間、あまりの迫力に、上の子が「ギャーー」と泣き叫んだくらいです。

こうした技術の進化もあって、僕たち大人たちでも引き込まれる内容でしたし、また、昔との違い比べてみても楽しめたヒーローショーだったと思います。

 

子供たちと遊園地に来るのは、実は今回が初めてでした。松葉杖だったので大変なことは多かったのですが、思い出に残る日になりました。

今度行くときまでには、足を治しておきたいと思います!