一本足生活

アキレス腱の断裂から復活までの記録

一本足生活【58日目】

今日は上の子の運動会がありました。小雨が降っていたこともあり、小学校の体育館を使って開催されることになりました。普段のこども園と同じく、朝起きてからの準備が、モタついてしまい、体育館に着いたのも開始時間のギリギリになってからでした。親族が座る席は子供が事前にくじ引きを引いて決まっていたので、安心していたのですが、体育館に入ると既にほとんどの親御さんたちが席に座っていて、僕らの席は、その大勢の親御さんの前を通り過ぎて行かなければいけませんでした。もう松葉杖はなくても歩けるようにはなっていますが、まだぎこちない歩き方になりますし、ましてやアキレスブーツはデカいので目立ってしまいます。ギブスが外れ、松葉杖も外れ、快方してきているのは間違いないのですが、このナリを初めている人にとっては、だいぶ酷い状況に見られるんだと思います。こども園の先生方はもちろんのこと、普段声をかけられなかったパパさんからも声をかけられたりしました。

 

そんな中で、隣に座った白髪のおばあちゃんからは、「ガンダムみたいな足をしとるけどどうしたん?」と言われました。一瞬、僕と同じ例えをして親近感があるなと思いましたが、その後に、なんでこんなおばあちゃんがガンダムの、しかも足の部分を覚えてるんだというのが上回ってしまい、爆笑してしまいました。

 

そのおばあちゃんもなんと、アキレス腱を切ったことがあったそうです。もう30年ほど前になるらしいのですが、このおばあちゃんは縫い合わせたようです。30年たった今でも起き上がるときにたまにアキレス腱が突っ張ることはあるみたいですが、運動したり、登山したりと不自由なく過ごせていたと教えてもらえました。

 

思いもよらないところから、有益な情報を得ることができました。