一本足生活【78日目】

お客様とテレビ会議をしたあとに、一休みするために一度部屋から外に出ました。すると、廊下の窓が汚れています。気になったので、濡れたタオルを持ってきてゴシゴシと掃除をしました。粘着性の汚れだったので激しめにこすってなんとか汚れを落とすことができました。そのときに、ふと思いました。僕ってこんなに家の掃除をする人だったっけ？

そういえば、アキレスブーツになって、ちょっとだけ両足で歩けるようになったときも、真っ先にしたのは、普段はしなかったであろう部屋の窓の黒カビを拭くことでした。

このように普段しないところを掃除するようになったのは、なぜなのか。これはひょっとすると、会社にいるときと同じ感覚になったのではないかと思います。なぜなら、会社でも出向先でも、週一もしくは毎日、掃除をしています。そのとき、普段、家ではしないようなところも掃除をしているからなんです。窓の掃除なんかはその筆頭です。

恐らく今日は、お客様とテレビ会議で仕事モード全開になっていたので、家に居ながら職場に居る錯覚に陥り、廊下の窓を掃除するという行動を起こしたのではないのかなと思います。

長い間のテレワーク生活。いよいよ部屋が職場になってきたのかな。